トイレを設置するタイミング
「すぐではないけどトイレを変えようか迷っている」
そうお考えになったことはないでしょうか。
よほどの事情がない限り急ぐ必要はないのですが、事前に備えておくと余計な費用をかけずにすみます。また「すぐにトイレを付けたいのに在庫がない!」といったトラブルを避けることもできます。
とは言え日用品のように手軽な買い物ではないですし、慎重に考えたいところだと思います。
そこで今回は、どんな時にトイレを変えるのが良いのかリストアップしてみました。
汚れが落ちにくく目立つようになってきた
設置おすすめ度:★★☆☆☆
機能上の問題はないものの、汚れが気になったり来客の際に落ち着かなくなることがあります。
ブラシでこすっても便器の汚れが落ちない場合は汚れた部分にトイレットペーパーを乗せ、塩素系洗剤をしみこませた状態で数時間置くと漂白作用で綺麗になることがあります。漂白しても効果が薄い、また漂白が面倒な場合に交換を検討されてみてはいかがでしょう。
※においで気分が悪くなる場合がありますので、塩素系洗剤をご使用の際は必ず換気をしてください。
機械部分が動作しないことがある
設置おすすめ度:★★★☆☆
機械部分とは「シャワー」「送風」「便座やシャワーなどの温度調整」「自動で流す」などです。手動で水が流せるため緊急性は高くないと考えられます。ただし動作しないことで日々ストレスを感じるようでしたら、交換をして快適にトイレを使われるのが良いかと思います。
購入した古民家のトイレが古く、水をたくさん使うため水道代がかかる
設置おすすめ度:★★★☆☆
IターンやJターンなどで地方に移住された方が水道代にビックリする、というのは割とあります。
もし「費用の元を取りたい」とお考えでしたら、節水で水道代を抑えても節約した分が工事代を上回るには数年を要します。長い間お住まいになる予定の際に検討するのが良いでしょう。
便器の破損
設置おすすめ度:★★★★★
この状態でトイレを放置する方は少ないかと思いますが、ケガや水漏れなどのトラブルに繋がるおそれがります。そのため可能な限り早急な交換が必要です。
家族構成にともない、トイレに必要な機能が変わる
設置おすすめ度:★★★★☆
このケースで大切なのは「住まわれる方皆さんが、トイレに納得する」ところです。
「ウォシュレットなんていらない」「自動で流さなくていい」などの好みは、意外と個人個人で変わってきます。ですのでここは、トイレ会議をするぐらいの意気込みで話し合っておくと後々安心です。
毎日使用するトイレは、一人ひとりが快適に使えるぐらいがちょうどいいです。トイレのことでお悩みの際に、参考になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。