迷った時のためのトイレの選び方
トイレを付けたり入れ替えたりする際に、悩みがちなのが「どのトイレを選べばいいのか」という問題。
- 費用を抑えすぎて物足りない
- 費用をかけたのに満足できない
- お得に買おうとセール中のものを選んだら、生活に合わなかった
そんなことのないよう、トイレ選びのポイントを紹介いたします。
1.シャワー付きトイレは必要?
TOTOのウォシュレットで有名なシャワー。商業施設や公共機関など幅広く導入されている人気機能です。日常的にお使いの場合は迷わず採用で良いかと思います。使わない方にはコストを抑えるチャンスでもありますので、ご家族やよく来られる知人友人にご相談の上、思い切ってシャワーなしのモデルを選択することで初期費用やメンテナンスの費用などを節約できます。
2.使い方で選びたい温水シャワー
文字通りトイレのシャワーを温かくしてくれる機能ですが、方式に違いがあるのをご存じでしょうか。
貯湯式
あらかじめ保温された温水で洗浄する方式です。温水は一定の温度で温水タンクに貯えられています。保温に電気代がかかったりタンク内の温水を使い切ってしまうと水になってしまったりなどのデメリットがありますが、導入費用は比較的安価です。トイレや温水洗浄の使用回数が少なめなご家庭に向いています。
瞬間式
洗浄時に水を温め、洗浄する方式です。貯湯式と比べると初期費用が高めで水を温める際に大きな電力を必要とするなど気を付けるポイントはありますが、温水が水にならず温水を作るための電気代は安めです。トイレや温水洗浄の使用回数が多いご家庭に向いています。
3.影の主役「便座暖房」
電源を必要とするトイレには、ほぼ内蔵されている暖房機能。そのため意外と見落とされたり「シャワー付きトイレでないと使えない」と思われたりしてしまうことも。おもに寒い日に効果を発揮する機能ではありますが、冬のヒートショックを抑えてくれる点は見逃せません。またさほど寒くない日でも、思いのほかひんやりしている便座にビックリすることもありますので、可能な限り採用された方が良いかと思います。
4.節水できるタンクレスはオススメ?
オシャレで水道代が抑えられて汚れも少ないタンクレスモデルは、トイレの革命的存在と言っても過言ではありません。ですが、断水や停電時には使えず水を流す際の水圧がタンク式より弱くなってしまうため、無条件でオススメできる訳でもありません。
5.実は部品だけで良い場合もある
今お使いのトイレによりますが、洗浄便座や便座暖房などは便座部分を取り付けるだけで解決することもあります。本体価格はもちろんのこと施工費の節約にもなりますので、便器の状態に合わせて検討してみるのも良いでしょう。
近づくだけでフタが空いたり自動で水を流したり他にもトイレにはさまざまな機能がありますが、主要なものに絞ってまとめてみました。毎日を快適に過ごすトイレ探しのお役に立てれば幸いです。
もしトイレ、キッチン、お風呂など水まわりや住まいのことでお困りでしたら、気軽にご相談ください。